BRAND STORY
1854年、オランダ・アムステルダムにて創業し、
名門ダイヤモンドジュエラーとして ダイヤモンドの輝きと美しさを追求し続けてきました。
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1905年に南アフリカで世界最大のダイヤモンド原石「カリナン(3,106ct)」が発見され、英国国王・エドワードVII世に献上されました。
当時、世界一のカット職人と呼ばれていたジョセフ・アッシャーは「カリナン」のカットを託され、見事「カリナン」のカットに成功。9個の大きなダイヤモンドと複数の小さなダイヤモンドに姿を変えた「カリナン」のうち、もっとも大きな「カリナンI世」は英国王室の王笏に、二番目に大きな「カリナンII世」は大英帝国王冠に飾られ、今もなお、英国王室の至宝としてロンドン塔の「クラウン・ジュエル」に展示され、その高貴な輝きは、訪れる世界中の人々を魅了しています。
「カリナン」のカットから50年後の1958年、エリザベスII世女王陛下は、 オランダのアッシャー社をご訪問されました。 その日、女王陛下の左胸に輝いていたのは、「カリナンIII世(94.40ct)」と 「カリナンIV世(63.60ct)」を飾った「グラニーズ・チップス」と呼ばれるブローチ。 「カリナン」のカットに携わったアッシャー兄弟のうち、ただ一人存命であったルイス・アッシャーと 対面された女王陛下は、彼の目がほとんど見えなくなっていることに気づき、 ブローチを外して彼の手に触れさせたといわれています。
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ロイヤル・アッシャー社には「ゴールデンブック」と呼ばれる 来賓者名簿が大切に保管されています。 これは、世界の王室や各国首脳などの国賓が、 ロイヤル・アッシャー社を訪問された際にご署名いただくものです。 エリザベスII世女王陛下をはじめ、世界各国のVIPの名が連ねられた「ゴールデンブック」は ロイヤル・アッシャー社が刻んできた 歴史の重さを物語る輝かしい記録です。
「カリナン」のカットに代表される偉業を成し遂げるとともに、
ダイヤモンド業界のリーダー的役割を担ってきたロイヤル・アッシャー社。
その功績と信頼に対して、1980年にオランダ王室から「ロイヤル」の称号を授けられました。
この「ロイヤル」という言葉はオランダでは非常に格式の高い言葉であり、
その業界を代表する会社にオランダ王室から授与される称号となります。
ロイヤル・アッシャー社は2011年にもオランダ王室より「ロイヤル」の称号を再び授与され、
ダイヤモンド業界のリーディング・カンパニーであることが改めて世界に知られることとなりました。
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ロイヤル・アッシャーについて